(49)鬱の母が、あの世に行きたいようです。

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秋休み最終日。

一旦、勉強を切り上げて、

夕飯の支度をすることにしました。

リビングでは母がテレビを見ています。

どうやらスカパーで映画を見ているようでした。

夕飯の準備ができると、

いつものように母と夕食をとりました。

 

 

すると、母が、

『ロビン・ウィリアムズって、

亡くなったのね。』

 

 

『うん、そだよ。母さんが大変な時にね。

好きだったもんね。ロビン・ウィリアムズ。』

 

 

『スゴイショックなのよ。私と同い年だし。』

 

 

なんだか、母の様子がいつもと違う。

おかしい。

 

『大丈夫??』

 

 

『うん。。。』

 

それほど会話もなく食事を終えると、

僕は自分の部屋へ。

母はまたリビングで映画を見ているのでした。

 

勉強に区切りをつけ、

リビングに行くと、

母が

 

『ロビン・ウィリアムズ、鬱だったんだって。

知ってた?私と同じよ。

ロビン、自殺したのよ。

全然、そんなの私知らなかった。』

 

 

母はビックリした様子。

 

 

『なんで、分かったの?』

 

 

『スマホで調べたの。』

 

 

『あー、そうなんだ。

ロビン・ウィリアムズも鬱だったんだね。』

 

 

僕はロビンウィリアムズが、

鬱で自殺したのを知っていました。

ニュースで報道されていましたからね。

 

母は映画が好きで、

ロビンウィリアムズのファンなのでした。

 

ニュースでこの事を知った時は、

鬱の母に言うこともないと思い、

言わなかったのです。

 

 

翌日、

今日から学校が再開。

休み明けの学校に行くのは、

憂鬱。

大人になっても子供の頃と変わらないのは、

何でだろ(−_−;)。

 

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母と昼食をとっている最中、

母がこんな事を言いだしました。

 

『私もロビン・ウィルイアムズの所に

行きたいな。』

 

 

『ん!?どう言う事?』

 

 

『ロビン・ウィリアムズの所に行って、

彼と会って、話しを聞きいてみたい。

きっと辛かったんだよ、彼も。』

 

 

だよね、

だから自殺までしちゃったんだろうから。』

 

 

『私も今までも、この先もいい事ないから、

ロビンウィリアムズの所に行きたいわ。』

 

 

『!!』

 

 

母は自殺願望が出てきてしまったようです。

 

鬱の人は、多少、状態が良くなってくると、

自殺願望が出てくる人が多くいるようです。

 

今までの何も考えられない状態から、

多少、これからの事を考えられる様になってきたという事です。

 

自分の今までの状態、状況、これからの事、

様々な事を考えると、将来を悲観的に考えてしまい、

早く今の辛い状況から脱したい。

 

つまり、

 

『早く楽(ラク)になりたい』

 

と思うようになる様です。

 

その『早く楽(ラク)になりたい』

という気持ちから、

 

『自殺』

 

となってしまう。

 

 

鬱の人は、

死にたいという気持ちより、

『早く楽(ラク)になりたい』だけなんだそう。

 

 

このことについて、学校の授業で習っていたので、

母の状態は良くなってきているというのが

分かって良かったと思う反面、

この自殺願望が出てきてしまった時が、

注意が必要なのです。

 

今までは何も考えらえない状態から、

自ら考え、行動できる元気が出始めているため、

ある意味、

 

危ない。

 

 

目を離した時に、行動を起こしてしまうかもしれない

という事です。

 

 

ですが対処法が、一応あるのです。

鬱の人は基本

『真面目な人』が多い。

 

なので、鬱の人と約束をするのです。

例えば、鬱の人から電話で、

 

『今すぐ死にたい』

 

と言われたら、

 

『じゃあ、明後日、時間があるから

食事でもしながら、

そのことについて話そう。』

 

と約束をすると、

それまできちんと生きている。

そして、ちゃんと会って話をするようです。

 

 

なので、僕は学校に行くまでの時間、

母と話しを続け、

 

『学校から帰ってきたら、

そのことについて、また話しをしよう。』

 

と、母と約束をしたのでした。

 

そして、母に

 

『今、母さんに死なれては、

僕が困るんだよなぁ。

だって、兄貴と親父しか家族いないんだよ?

あの二人とはうまくいくわけないから、

一人になるだろうしね。』

 

と、言っておきました。

 

事実、母に死なれてしまったら、

僕にはモラハラ夫(父)と、兄しか家族がいないのです。

この二人とは、僕は合わない。

無理なのです。

恐らく、縁を切るくらい、

疎遠になるでしょう。

 

 

兄も兄嫁も、実際は

モラハラ夫(父)を厄介者と見ているわけです。

母がこの世からいなくなれば、

我が家は、崩壊。

 

モラハラ夫(父)も母がいるから、

僕は相手をしているわけです。

 

なので、モラハラ夫(父)も

母がいなくなれば、

兄も僕も、誰も相手にしてくれません。

 

それだけ、我が家には

母の存在が大きいのです。

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