(56)家族を恋しがるモラハラ夫(父)

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モラハラ夫(父)と会った、翌週の土曜日。

母は整形外科のリハビリのため、出かけていました。

そして、

いつもの様に、僕は学校へ行くため夕方に家を出ました。

すると、前から見覚えのある男性が歩いてきます。

しかも、僕に向かって手をあげています。

 

 

『あ、クソジジーだ(−_−;)

なんで、こんなとこにいるんだよ〜。』

 

モラハラ夫(父)は、別居して隣駅に住んでも、

なぜか、僕らの住んでいる地区をウロウロするのです。

隣駅にもスーパーも、飲食店もあるのにです。

 

モラハラ夫(父)

『おう、孝行!!

これから学校か。』

 

 

『うん、そうだよ。

つか、母さんがリハビリから

そろそろ帰ってくるから、

ここら辺ウロウロしないでよ。

会って、具合悪くなったら大変なんだからさぁ。』

 

 

モラハラ夫(父)

『お、そっか。

でも大丈夫だよ。会わないだろうから。』

 

 

『スーパーにも寄らないでよ。

そこの調剤薬局で薬も貰うと思うから。』

 

 

モラハラ夫(父)

『分かってるよ。

気をつけて行けよ。』

 

 

『うん、じゃあねー。』

 

今日のモラハラ夫(父)は機嫌が良い様です。

僕はなんだか嫌な予感がしました。

 

しばらくして、

電車で参考書を読んでいると、

LINEが入ってきました。

モラハラ夫(父)からです。

 

『孝行ゴメン。

母さんと、バッタリ会ってしまいました。

ホント、ゴメン。

でも、久々に会えて、嬉しかった〜♪( ´θ`)ノ』

 

 

『あのクソジジー!!

やりやがったな(−_−#)

バッタリじゃねーよ。

わざとだろ!!』

 

お分かりですか?

 

モラハラ夫(父)は、

わざわざ、週末に僕らの住んでいる地区に来て、

過ごしているのです。

そして、僕と母に会えそうな所に、

わざと行くのです。

 

モラハラ夫(父)は一人で生活して、

これほど淋しいとは想像もしなかったのでしょう。

掃除も洗濯も自分でしなければならないですしね。

一人で生活して、今までの生活を懐かしく、

そして、家族が恋しいのです。

 

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ですが、母が原因不明のめまい、全身疼痛、

突発性記憶障害、そして鬱になったのも、

モラハラ夫(父)のせい。

病院では原因追求はしませんが、

ほぼ、確実に

モラハラ夫(父)のせいなのです。

 

別居してから、めまいと、全身疼痛は

嘘の様に消えました。

ですが、今の母は鬱で苦しんでいる。

 

いくら、モラハラ夫(父)が家族が恋しいだろうが、

淋しいだろうが、自分の妻がこんな状態なのですから、

普通の人の考えでは、僕らの住んでいる地区には

近寄らないはずです。

 

ですが、

 

僕の父はモラハラ夫です。

普通じゃないんです。

自分が会いたいと思うなら、

どうにかして、会おうとするのです。

 

正直、

気持ち悪いです。

 

こんなことしたら、

益々、嫌われるのに。

 

でも、

 

モラハラ夫(父)は

そんなことを気にしません。

というより、

嫌われているということを

忘れます。

無かったことにするのです。

 

普通の人には理解できないでしょう。

 

嫌われていても、

嫌われていないと、思い込むのです。

 

だいぶ前に、母が教えてくれました。

 

『お父さんは、見下されたり、

バカにされていると思うと、

情けなくなって自分が嫌になるから、

いくら見下されても、

バカにされても、

そのことを忘れる様にするんですって。

そして、バカにされてない、

見下されてないと思い込むみたいよ。

嫌なことはすぐ忘れる様にして、

今まで生きてきたんですって。

スゴイ人よね。私にはできないわ。』

 

確かに、凄技です。

 

 

ですが、

 

忘れちゃいけないことも

自分にとって都合の悪いことであれば、

忘れる様にするみたいです。

 

あー、なんてタチが悪い。

 

学校から帰宅すると、

すぐさま母に

 

『大丈夫だった!?』

 

と、尋ねました。

 

『なんとかね。でも頭が痛いの。

で、なんで知ってるの?

あの人から聞いたの?』

 

と、何だかいつもより具合が悪そう。

 

 

僕が事情を話すと、

 

 

『やっぱり、外は出づらいわねー。

あの人、わざとよね。

どうせ淋しいから、こっちの方にくれば、

孝行に会えたりすると思って。』

 

母もモラハラ夫(父)の行動を分かっていたのでした。

 

 

母はモラハラ夫(父)に、

スーパーでばったり会ってしまい、

何を思ったのか、モラハラ夫(父)は、

足取りの悪い母の手を引いて、

マンションの入り口まで送って行ったそうです。

母は何度も断ったそうですが、

遠慮するなとばかりに、

強引に母の手を取って、引っ張って行ったそう。

歩調はモラハラ夫(父)の歩調なので、

何度も転びそうになりながら、クラクラしながら、

歩いている最中に頭痛はしてくるわで、

母は大変だったそう。

 

 

そして、しばらく、

母はまた寝込む日が続くのでした。

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