季節は春真っ盛り。
僕は、マッサージ治療院を開業するのに物件探しに勤しむのでした。
マッサージ治療院を開業するには、
待合室、治療室の面積やら、壁の規定やら、
色々と法律で決められています。
いちいち保健所に確認しながら、
物件を探していかねばならないのです。
保健所の許可がおりなければ、
マッサージ治療院として開業できませんからねぇ。
唯一救いなのが、貸店舗でなくても大家の許可があれば、
アパートやマンションでも開業ができるところ。
アパート、マンションで開業ができれば、
内装費や、前払金、家賃など諸経費がだいぶ抑えられるのです。
なので、僕はマンションか、アパートでの開業を目指していたのでした。
ですが、
物件が待合室、治療室などなど、
決められた通りの面積やら条件が揃ってなければならないのですがね。
そうなると、なかなか物件がない。
あったとしても、大家の許可が下りないのです。
ホント、物件探しだけでも大変なのでした。
そんな中、兄から電話の着信。
何だか嫌な予感。
なので、電話はスルー。
しばらくして、兄からLINEがありました。
『んも〜、面倒やつだな〜。
絡みたくないんだよ、お前とは。』
と、思いながらしばらくしてからLINEを開くのでした。
こういう時って、ホンット、LINEの『既読』は厄介ですよねぇ。
で、夜に兄からのLINEを開くと。
『父さんが倒れて、病院に運ばれました。
時間のあるときに電話ください。』
『(ーー;)・・・やっぱり。』
ほら、ね。やっぱり面倒なことですよ。
で、仕方なく兄に電話。
すると、兄は機嫌悪そうな態度。
『あ〜、嫌な感じ。』
どうやらモラハラ夫(父)は、
会社の事務所で目を回して倒れたそう。
世界がグルグル回っていたそう。
で、あなたならどうしますか?
あなたが目を回していて、とても立っていられない状況。
寝ていても、目が回っている。
そんな状況です。
僕であれば、救急車を呼びます。
普通、そうしません?
ですが、モラハラ夫(父)は違います。
『とりあえず、兄に電話』
なのです。
モラハラ夫(父)は、母が苦しんでいる時も、
なかなか救急車を呼びません。
救急車を呼ぶときは、僕を使います。
自分が緊急事態の時も、人に判断を委ねるのです。
我が家のモラハラ夫(父)は、
何事も人に委ねる、自分で決められないのです。
僕の親ですけどね、
『お前は子供か!!』
と、言いたくなる。
そして、
なぜ、モラハラ夫(父)は兄に電話をしたかというと、
僕はモラハラ夫(父)からの連絡を絶っていたのでした。
なので、おそらく、
僕がまだモラハラ夫(父)と連絡を取っていたのであれば、
僕に連絡がきたでしょう。
しかも、この時、兄とも僕は険悪なのでした。
なぜなら、あまりにもしつこく、
モラハラ夫(父)からLINEやら電話があったので、
兄に、
『連絡してくれるな』
と、モラハラ夫(父)に伝えてくれと連絡をしたのでした。
ですが、
どうやら兄の機嫌が悪かったらしく、
『そんなに嫌なら親子の縁切れよ!!』
と、怒鳴られたのでした。
他にもウジウジと言っていたのですが、
僕も怒りに満ちていたので、忘れてしまったのでした。
ですがね、残念ながら、親子の縁は法律を以ってしてでも、
切ることはできない。
『バカだな、兄貴。』
そんな中で、モラハラ夫(父)が倒れるという、
なんてタイミングの悪い。
兄から話しを聞くと、おそらくメニエール病。
メニエール病は、過度にストレスがかかると、
耳の内耳リンパに水腫ができて、
激しい回転性めまいを起こすという疾患です。
母が起こしためまいも、メニエール病から来るものでした。
それをモラハラ夫(父)が、今、体験しているという・・。
またなんとも言えない、因果応報ともとれる状況です。
さて、何がモラハラ夫(父)にとって、ストレスだったのでしょう。
おそらく、
モラハラ夫(父)にとって、一番のストレスは
『弁護士』。
『弁護士が間に入ったら、俺は一体どうなるんだ!!
決して、俺は悪い人間じゃないのに!!
母さんがあんなになったのは俺のせいじゃないのに!!
俺が悪者になるのか!?
ど、ど、どうしよ。
金も何もかも取られたら・・・。
あああ・・・怖い。コワイヨォ〜〜。』
てな感じで、想像を勝手に膨らませて、
目が回ってしまったのでしょうね。
我が家のモラハラ夫(父)は、
肝っ玉が小さい。
いや、
大体の男性は肝っ玉が小さいと僕は思うのです。
『女々しい』
という言葉がありますけど、
元来、肝っ玉の小さい男を、
女性が男を奮い立たせるために使った言葉のように
僕は感じます。
男性にもよりますが、大抵の男性は肝っ玉が小さい。
『女々しい』のです。
なので、モラハラ男性は、
強がって見せていますが、
元来、弱い人間なのです。
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